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“安い”には理由がある?家具制作における「適正価格」の大切さと、安価すぎる場合に生じる4つのデメリット

こんにちは。
京都府京都市で家具制作を承っております「工房龍建」です。

新しい家具を選ぶ際、あるいはオーダー家具を検討される際、多くの方が気にされるのが「価格」ではないでしょうか。「少しでも安く抑えたい」というのは自然な心理ですが、
実は家具制作において《適正価格》を下回る安さには必ずと言っていいほど理由があります。

今回は、家具制作を安さだけを追求することで引き起こされるデメリットについて、職人の視点からお話しさせていただきます。

耐久性の低下と「使い捨て」のリスク

適正な価格には、良質な木材の選定と、それを生かすための下処理のコストが含まれています。
安価すぎる家具は、見た目こそ綺麗でも、中身は安価な合板や芯材を多用していることが少なくありません。
その結果、数年で表面が剥がれたり、重さに耐えきれず板が反ってしまったりすることがあります。
適正な価格で作られた家具が数十年、世代を超えて使えるのに対し、
安価な家具は結果として”買い替え”を繰り返し、トータルコストが高くなってしまうのです。

安全性と精度の欠如

家具作りは、ミリ単位の精度が求められる作業の連続です。
価格を極端に下げるためには、この《手間》を削るしかありません。
手間を削った家具は、接合部の強度が不足していたり、引き出しの滑りが悪かったりと、使い勝手に直結する不備が生じやすくなります。
最悪の場合、転倒や破損によって怪我を招く恐れもあり、安全性が損なわれることは大きなデメリットです。

健康への影響(有害物質の懸念)

適切なコストをかけない製品では、接着剤や塗装材に安価な化学物質が使用されるケースがあります。
これはシックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドなどの放散につながり、特に小さなお子様やペットがいるご家庭にとっては見過ごせないリスクとなります。
適正価格の家具は、環境や人体に配慮した素材選びの「安心料」も含まれているのです。

修理やメンテナンスができない

オーダー家具の最大のメリットは、長く使う中で傷んでも「直せる」ことです。
しかし、安価な素材や製法で作られた家具は、一度壊れると構造上修理が不可能なことがほとんどです。
私たち工房龍建では、お客様と長くお付き合いすることを前提に制作しています。
適正価格で制作することは、将来的なメンテナンスや修理を保証するための基盤でもあるのです。

最後に

家具は、お客様の暮らしを支え、毎日を共にする大切なパートナーです。
「安いから」という理由だけで選んでしまうと、結果として暮らしの質を下げ、
資源を無駄にしてしまうことにもつながりかねません。

工房龍建では、京都の伝統と誇りを持ち、木材の選定から仕上げまで妥協のない「適正価格」でのものづくりを徹底しています。
それは、お客様に「この家具を選んで本当に良かった」と20年、30年先も思っていただきたいからです。

家具制作に関するご相談や、お見積りの考え方について詳しく知りたい方は、ぜひお気軽に工房龍建までお問い合わせください。

工房龍建
住所:〒616-8273 京都府京都市右京区梅ケ畑中縄手町21-3
電話番号:075-881-7277
営業時間:9:00~18:00(日曜・祝日を除く)
HP:https://ryuken-mm.com/
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